温故知新 winbulder編

 PC-Japanが休刊になってだいぶ時間が過ぎてしまった。

あの出始めからWinbulder074がフリーソフトとして添付CD-Rに含まれて販売された時代があった。

winbuilder自体の使い方マニュアルが掲載され当初完成ファイル名はVistaPE.isoだった。このイメージファイルを使ってCD-R起動するとX:\ドライブルート起動のWindowsが起動する。Windows版のファイル救出ソフトの初登場だった。

登場前までは、knoppix3.XXからのCD-R起動による方法やInsertなどLinux版CD-Rによるファイル救出が2006年~2008年頃賑わせていたのである。

感動のPCトラブル時のWindows版救出CD-Romであったが、当時WindowsVista発売時期で、このOSを走るソフトはドルフィンというアプリで作られたものしか作動しないため、当然VistaPEにも影響した。

その後、ドルフィンソフトは、DドライブにインストールさせVistaPECD-ROM起動時にスタートからファイル名を指定して実行からDドライブにたどり着きそこから起動すれば起動できることから、フリーソフトを組み込まなくともPCトラブル時対応版起動用CD-Rとして手応えのあるOSが確立PC-Japanで紹介されていった。

その意味で当時紹介されたまるごとバックアップソフトなど108MB程度のVistaPEで作動操作可能。

組込デバイスファイルがぞくぞく紹介されたが、前述のことから、その後、組込デバイス集が発売されたのは1回だけだった。