久々に、2メートルもの大雪が県北地方を襲った。日、雪の片付けとともに家の前の屋根からの雪も含めてカマクラを兄弟で作った。
ちょうどその頃は、周囲のおばちゃんやおじいちゃんがたくさん一緒に生活していたものだ。
田楽作ったから遊びにおいでよと言われ、訪問して一緒、出来上がった田楽を眼の前に準備され、美味しく頬ボッタ(食べた)ものだ。
あのときの田楽の種類を思い出したのでここにまとめると、
とうふ田楽(くるみをベースとした田楽味噌を豆腐につけて焼いたもの)
こんにゃく田楽(自家製味噌をベースに砂糖、塩、みりん、酒の4種の使い材料で田楽味噌作ったもの)
このほか野菜田楽(なす田楽)が考えられるが、焼いた串付きなすに好みに合わせて残った田楽味噌をつけて食べる。
思えば遠く来たものだ。
と、一瞬古き時代への誘いをまとめてみたのだが、この時期まさに、作ろうとして浮かぶ郷愁の故郷の雪風に見を委ねた。