旧アプリケーションをWindows7上で走らせるための設定について

 今まで使っていたアプリケーションがWin7上に再インストールしたところ、スマートに起動しなくなってしまった記憶がある。アプリケーションのマニュアルと言われるヘルメニューを読みながら設定しなおすことで解決していった。
 試しに、OpenOffice.org2.0.2(98/Me/NT 4.0/2000/XP)を「c:\program files\Openoffice」にインストール(複写)して「C:\Program Files\openoffice\program\soffice.exe」を右クリックしてショートカットメニュー中の「スタートメニューに表示する」を表示させる。その後にスタートをクリックしスタートメニュー上に「OpenOffice.org 2」が表示されていることを確認する。
この「OpenOffice.org 2」を右クリック「プロパティ」−「互換性」タブを選択するー「すべてのユーザーの設定を変更」を押すとC:\Program Files\openoffice\program\soffice.exe」中の「Soffice.exeのプロパティ」ー「すべてのユーザーの互換性タブ」ー特権レベル「管理者としてこのプログラムを実行する」にチェックをするー適用ボタンーOKボタン-適用ボタンーOKボタンそして再起動させる。
ついに、スタートから他のアプリケーションと同じくWindows7上でOpenOffice.Org2が走る(起動でき操作可能になる)が確認できた。

なお、起動が遅く感じられたときは、スタートメニューに新たに設定した「OpenOffice.org 2」を右クリック「プロパティ」−「ショートカットタブ」を選択ー詳細設定ボタンを押し詳細プロパティダイアログボックスを表示させる。そして、すでにチェックされている「別領域メモリーで実行する」の上に掲載されている「管理者として実行」にもチェックする。OKボタンを2回押して設定完了。
起動方法は、「スタート」−「OpenOffice.org2」を右クリックし「管理者として実行する(強調文字)」をクリックして起動させる。

評価と使用上の留意点:「OpenOffice.org2」ではWIN7上で起動は1回限り、クイック起動で対応すること。「OpenOffice.org3(3.2.0)」では、限定されなかったがクイック起動画面が非表示のため手動によることとした。
説明:WIN7上で通常起動できる回数は1回限り。右下のタスクバーにクイック起動アイコンが自動表示されているので、このクイック起動アイコンを右クリック、OpenOffice.orgのアプリケーション一覧メニューから選択しよう。通常は1回限りの起動のため2回目writerなど起動しなおすときは、クイック起動アイコンを活用することがとても重要なことがらだ。

参考サイト

  1. Windows 7実践ナビ - Windows 7の互換機能を使いこなす(互換モード編):ITpro.htm
  2. Windows 7の互換機能を使いこなす(互換モード編)
  3. Windows XP のプログラム互換性ウィザードを使用する方法
  4. Windows 7 - マイクロソフト サポート(Windows 7 互換性センター)
  5. 第3回 2. プログラム互換性ウィザードの使用方法
  6. 121ware_com サービス&サポート Q&A 情報番号 013113